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浮き織り

うきおり
名詞
1
標準
brocade
文例 · 用例
支那の浮き織りの綾でできた袋で、上という字が書かれてあった。
橋姫 源氏物語 青空文庫
赤に白く唐草を浮き織りにした絹紐を輪に結んで、額から髪の上へすぽりと嵌めた間に、海棠と思われる花を青い葉ごと、ぐるりと挿した。
夏目漱石 永日小品 青空文庫
水のおもてのかがやきは浮き織りにした銀の糸のどかなのどかな五月です。
童謠集 歌時計 青空文庫
その広いすそ野のふちを、青黒い色の海が、うねりをあげ、そして、もやのかかる松林や、白い砂の浜辺は、浮き織りの模様のように見えるので、さすがに天女も、しばらくはわれを忘れて、見とれずにはいられませんでした。
小川未明 羽衣物語 青空文庫
けんかたばみの紋服に、浮き織りの野袴を裾短かに穿き、金銀ちりばめた大小を、そりだかに差した人品は、旗本衆の遊山旅か、千石以上の若殿の、気随の微行とも想われたが、それにしてはお供がない。
国枝史郎 名人地獄 青空文庫
作例 · 標準
例句