門弟子
もんていし
名詞
標準
文例 · 用例
皆この老和尚の門弟子だそうである。
— 泉鏡花 『卵塔場の天女』 青空文庫
論語が有子の弟子、若くは其同列地位の人の手で成つた如くに、現存墨子は禽子の弟子、孫弟子、若くは墨門の門弟子輩の手に成つたことは猜知するに難くない。
— 幸田露伴 『墨子』 青空文庫
先生が爾う云えば門弟子も亦爾う云う気になるのが不思議だ。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
栗園先生は頼んでも私を害する人ではないが、血気の門弟子が沢山居るから、立寄れば迚も助からぬと思て、不本意ながらその門前を素通りしました。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
ソクラテスは、その間、心静に、師を思う情の切なるこの門弟子の熱心なる勧誘の言葉に耳を傾けておったが、やがて徐に口を開いて答えていうには、親愛なるクリトーンよ、汝の熱心は、もしそれが正しいものならば、その価値は実に量るべからざるものである。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
門弟子の意なるは勿論なり。
— 芥川龍之介 『念仁波念遠入礼帖』 青空文庫
然れども子が斯道に心を潜むるの深き、静養の間更に名人競の内として木匠長二の伝を作り、自ら筆を採りて平易なる言文一致体に著述し、以て門弟子修業の資と為さんとす。
— 三遊亭圓朝 『名人長二』 青空文庫
門弟子たるもの勉めずんばあるべけんや。
— 三遊亭圓朝 『名人長二』 青空文庫