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押し止める

おしとめる
動詞
1
標準
文例 · 用例
地震で時の流れを押し止めるんだ。
葉山嘉樹 牢獄の半日 青空文庫
あの時矢張無理にでも押し止めるべきであつたのだ。
島木健作 續生活の探求 青空文庫
よしな、よしな――」 静かにうち笑って名人が押し止めると、いいようもよくおちつき払っていったことでした。
七七の橙 右門捕物帖 青空文庫
信一郎が椅子に着かうとすると夫人は一寸押し止めるやうにしながら云つた。
菊池寛 真珠夫人 青空文庫
信一郎が椅子に着こうとすると夫人は一寸押し止めるようにしながら云った。
菊池寛 真珠夫人 青空文庫
勿論、この絵巻物を開いた最初のうちこそ、一種の反抗心と共に落ち付いた態度を保っていたが、死美人の絵が出て来ると間もなくそんな気持ちはどこへやら消えうせて、巻物を開き進める手がだんだんと早くなるのを自覚しながら、どうしてもそれを押し止める事が出来なくなった。
夢野久作 ドグラ・マグラ 青空文庫
この女の全身の肉体美と、痛々しい黒血を噛み出した乳房とを一所にして、明るい光線の下に晒してみたら……というようなアラレモナイ息苦しい願望が、そこいら中にノタ打ちまわるのを押し止めることが出来なくなったのであった。
夢野久作 一足お先に 青空文庫
記者が高価い事を説明して押し止めると、彼は高らかに笑った。
夢野久作 東京人の堕落時代 青空文庫
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