額に汗する
ひたいにあせする
表現動詞-サ変-特殊
標準
to work diligently
文例 · 用例
サアこれからだ、所謂る額に汗するのはこれからだというんで直に着手したねエ。
— 国木田独歩 『牛肉と馬鈴薯』 青空文庫
私は他人に依つて衣食する腰掛の人間でなくて、自ら額に汗する労働者でなければ成らない。
— 島崎藤村 『突貫』 青空文庫
それを眺めて、私は額に汗する人々の生活を思いやった。
— 島崎藤村 『芽生』 青空文庫
私は額に汗する思いで、末子を迎えた。
— 島崎藤村 『嵐』 青空文庫
今日は五月祭の行われる日だ、世界の労働者達が結束して示威運動を行う日だ、彼等が幾度か血で血を洗い、同胞の生命を犠牲にした贖いを求める日だ、額に汗するものの、正当の権利を叫ぶ日だ――。
— 百田宗治 『五月祭の朝』 青空文庫
しかして額に汗する労働こそ、神の心を学ばしめる最善の道なのである。
— 矢内原忠雄 『キリスト教入門』 青空文庫
その時世にあっては人間の性格というものの悪埒残虐な行為も、いまの倍加を意味するであろうが、文学事業の永年期制作も驚くべき長年月に亙って制作され、ちょっとしたお座なりの才能では及ぶまい、そういう天国をみすみす指折り算えながらわれわれは死ななければならないことは、額に汗する思いなのである。
— 室生犀星 『我が愛する詩人の伝記』 青空文庫
地面をはいずって働いている百姓は食うや食わず、工場で油にまみれて働いている労働者はボロをさげているのに、資本家どもは暖衣飽食、みずからの額に汗することなく、自分の手を土や油でよごすことなく、金をざくざく、金だけしこたませしめている。
— 高見順 『いやな感じ』 青空文庫
作例 · 標準
彼は額に汗して働き、家族を養った。
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農家の人々は、額に汗して美味しい野菜を育てている。
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額に汗して得た報酬は、何よりも価値がある。
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