内明
ないみょう
名詞
標準
adhyatma vidya (one of the five sciences of ancient India)
文例 · 用例
若くは雨の止むこともあらんとの思ひに心休まらで、睡るとも無く睡らぬとも無く時を過ごしける中、いつしか我を忘れて全く睡りに入りけるが、兄上と揺り覚まされて、はつと我に返れば、灯火の光きら/\として室の内明るく、父上も弟も既衣をあらためて携ふべきものなど取揃へ、直にも立出でんありさまなり。
— 幸田露伴 『鼠頭魚釣り』 青空文庫
室羅伐城の大長者の妻が姙んだ日、形貌非常に光彩あり、産んだ女児がなかなかの美人で、生まるる日室内明照日光のごとく、したがって嘉声城邑に遍かった。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
その女の後身が妙光女で、願の趣聞き届けられて、居所室内明照日光のごとくだった。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
印度で之を五明と申しますが、聲明、因明、醫方明、内明、工巧明、斯う云ふ五種類であります。
— 内藤湖南 『日本國民の文化的素質』 青空文庫
内明が印度で哲學の樣なもので、大體に於て諸子、六藝に當ると思ひます。
— 内藤湖南 『日本國民の文化的素質』 青空文庫
この時の安綱は、まだ鳥越の甚内明神へは納めないであったものと見えます。
— 小名路の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
」「同日当分の内明倫堂督学勤向相勤候様にとの御事に候。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
それは声明とて言語音声に関した一切の科学、医方明とて医学、因明とて論理学、工巧明とて工学、内明とて宗教的科学及び哲学でありますけれどそれをよく取り調べて明らかに通じて居る人はごく少ない。
— 河口慧海 『チベット旅行記』 青空文庫
作例 · 標準
古代インドの五明の一つである内明は、精神的な知識を探求する学問だ。
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彼は内明の研究に生涯を捧げ、多くの著作を残した。
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内明を通じて、人間存在の根源的な問いに向き合うことができる。
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