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群童

ぐんどう
名詞
1
標準
文例 · 用例
村巷を辿れば、かしこに此処に群童の幾集団ありて、竹杖を剣に擬し日章の旗を振り声を合せて「万歳」を連呼せり。
石川啄木 閑天地 青空文庫
と、群童の呼吸使ひは恐怖の絶壁から忽ち感激の山頂に飛びあがつて、「バンザーイ、バンザーイ……」 実にも悲痛な喚声が天地を覆つた。
牧野信一 サクラの花びら 青空文庫
一瞬の間に、激動と感激の絶壁と絶壁を駆け廻つた群童のどよめきは、容易に鎮まらうともしなかつた。
牧野信一 サクラの花びら 青空文庫
「二年の名誉にかかわるぞ」 かれはこういいいいした、かれはいま木の下に立って群童を見おろしているうちに、なにしろ五人分の弁当を食った腹加減はばかに重く、背中を春日に照らされてとろとろと眠くなった。
佐藤紅緑 ああ玉杯に花うけて 青空文庫
寒村の放課後は、路傍に乱雑なだらしなさが漂ふものであるが、冬空にも、道に時折群童がたむろしてゐて、ただ寒々と彳んでゐた。
坂口安吾 青空文庫
群童|對へに苦しむ。
西郷隆盛 遺教 青空文庫
耕作の至れるは、適ま群童の魁を為す。
徳富蘇峰 吉田松陰 青空文庫
群童に魁たるは、乃ち天下に魁たるの始めなり。
徳富蘇峰 吉田松陰 青空文庫