命懸け
いのちがけ
名詞
標準
文例 · 用例
命懸けの智恵の産物である。
— 寺田寅彦 『映画雑感6』 青空文庫
このひとたちが、一等をとったって二等をとったって、世間はそれにほとんど興味を感じないのに、それでも生命懸けで、ラストヘビーなんかやっているのです。
— 太宰治 『トカトントン』 青空文庫
さあ、オツベルは命懸けだ。
— 宮沢賢治 『オツベルと象』 青空文庫
T「俺がおきよに 恋したのは 命懸けだった!
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
T「女と云う奴 命懸けで恋する事 知らぬ」 と半次の方振り返って、T「親分の想って 居る女だってそうだ」 半次「あのお光とか云う女」 大吉が、T「親分の口説き方は なってない」 半次が「何故?
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
T「女と云う奴 命懸けで 恋する事知らぬ」 何だか二人の間湿ッぽくなった時、 バタバタと二三人の人が慌ただしく二人を追い越して走る。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
半次が尚、T「あの女は命懸けで 惚れてましたね」 その言葉に大吉ギクとした。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
私の失策で、貴方や日出雄少年を殺したとなつては大佐閣下に言譯がない、此お詫びには成るか、成らぬか、一つ命懸けで猛獸共を追拂つて見るのだ。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫