仕え奉る
つかえまつる
動詞-五段-ラ行
標準
to serve
文例 · 用例
御神の御心は、仕え奉る神ぬしがよく存じておる。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
大王深山にして嶺の木の子を拾い、沢の岩菜を摘んで行いたまいけるほどに、一人の梵士出で来りて御伽仕るべしとて仕え奉る。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
われらは、天皇を信仰し心から皇運を扶翼し奉るものは皆われらの同胞であり、全く平等で天皇に仕え奉るべきものと信ずる。
— 石原莞爾 『最終戦争論』 青空文庫
一首の意は、山の神(山祇)も川の神(河伯)も、もろ共に寄り来って仕え奉る、現神として神そのままに、わが天皇は、この吉野の川の滝の河内に、群臣と共に船出したもう、というのである。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
首はすなわち大人で、その首長であることを示し、造はすなわち御奴で、これを統率して天皇に仕え奉る臣隷であることを示している。
— 喜田貞吉 『間人考』 青空文庫
「今まで主として講じましたは、帝に仕え奉る、庶民の具体的の方法でござって、京師方の公卿や殿中人を、標準といたしたものでござるが、ただちに関東の武家方にも、あてはまるべき方法でござる、いやいや武家方ばかりでなく、浜に塩を焼く海人乙女にも、山に木を伐る山賤にも、あてはまるべき方法でござる。
— 国枝史郎 『娘煙術師』 青空文庫
天下の勢をもつ者も朕なり」と勅した天皇は、その鋳造を終って東大寺に行幸し、皇后と共に並んで北面の像に向い、凜々と大仏に相対し、橘諸兄に告げしめて「三宝の奴と仕え奉る」と、そして敬々しく礼拝した。
— 坂口安吾 『道鏡』 青空文庫
やんごとなき御出身でありながら、八歳のお年より髪を卸して御仏に仕え奉る。
— 流転の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
「畏れ多くも、この身を賭して主君に仕え奉る所存でございます」
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古い書物には、神に仕え奉る巫女たちの厳かな儀式について記されている。
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何代にもわたってこの城に仕え奉ってきた一族としての誇りがある。
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