ぺろっと
ぺろっと異読 ペロッと・ペロっと
副詞
標準
(eating up) quickly
文例 · 用例
僕はあいつを最初|瞥見したとき、こんにゃくの舌で顔をぺろっと舐められたような気がしたよ。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
一升ほど持って帰っても、じきにぺろっと失くなるのやそうで……」 峻が語を聴きながら豆を咬んでいると、裏口で音がして信子が帰って来た。
— 梶井基次郎 『城のある町にて』 青空文庫
この女だってもう結婚するんですもの」 そして急に眼鏡を外して、そっと涙を拭いたかと思うと、何思ったのかいきなり、ぺろっと舌を出して、幸福そうに笑った。
— 織田作之助 『眼鏡』 青空文庫
一足ずつ静かに近寄って、適当な距離に来ると、じっとカナブンを見守っているのだが、死んだものは食えぬとでもいうのか、カナブンが身動きするのを見届けてはじめて、ぺろっと食ってしまうのだ。
— 山之口貘 『月見草』 青空文庫
家ん中、もう、なんちゃ売るもんもないんで」「そんなこと、いわんものよ」 かるく背中をたたくと、小ツルはぺろっと舌を出す。
— 壺井栄 『二十四の瞳』 青空文庫
」 ぺろっと舌を出し、はっはっとかわいらしく笑った。
— 壺井榮 『風』 青空文庫
」 閑子はぺろっと舌を出した。
— 壺井榮 『妻の座』 青空文庫
津留はうちひしがれたように溜息をつき、よわよわしく立って、廊下へ出るなりぺろっと舌を出した、そして自分の部屋へはいっていった。
— 山本周五郎 『思い違い物語』 青空文庫
作例 · 標準
「お腹空いてたんだね、ケーキをぺろっと平らげちゃった!」
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子供は出されたご飯をぺろっと食べて、おかわりを要求した。
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彼は大盛りラーメンもぺろっと完食してしまう大食漢だ。
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標準
quickly (sticking out one's tongue)
作例 · 標準
飼い犬は嬉しそうに、私の顔をぺろっと舐めた。
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暑かったので、アイスクリームがすぐに溶けて、思わず舌をぺろっと出した。
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猫は毛づくろいを終えると、満足げにぺろっと舌を出して見せた。
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標準
licking
作例 · 標準
喉が渇いた猫は、皿の水をぺろっと飲んだ。
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小さな赤ちゃんが、指についたジャムをぺろっと舐めとった。
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犬は、美味しいおやつをもらうと、感謝するように飼い主の手をぺろっと舐める。
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標準
(peeling off) in one go
作例 · 標準
日焼けした背中の皮が、ぺろっとむけてしまった。
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壁に貼ったポスターが古くなり、端からぺろっと剥がれてきた。
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ゆで卵の殻が、きれいにぺろっと剥けて気持ちよかった。
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