大蟇
おおひきがえる異読 オオヒキガエル
名詞
標準
cane toad (Rhinella marina)
文例 · 用例
ところが、呪文が終った途端、五右衛門の身体はいきなりぱっと消え失せたかと思うと、一匹の大蟇がドロドロと現われたので、佐助はついに堪え切れず、大笑いに笑った。
— 織田作之助 『猿飛佐助』 青空文庫
バテレンもどきの呪文を唱えたかと思えば、罷り出でたる大蟇一匹。
— 織田作之助 『猿飛佐助』 青空文庫
これは性質に関係のない顔形の話であるが、同じ叔父が口癖のようにこの姉妹を評して、小蟇はおとなしくって好いが、大蟇は少し猛烈過ぎると云うのを聞くたびに、僕はあの叔父がどう千代子を観察しているのだろうと考えて、必ず彼の眼識に疑を挟さみたくなる。
— 夏目漱石 『彼岸過迄』 青空文庫
大蟇先に在り小蟇|後へに高歩み大正六年五月八日 婦人俳句会。
— 高浜虚子 『五百句』 青空文庫
作例 · 標準
例句