幼い頃
おさないころ
表現
標準
when one was a very young child
文例 · 用例
」「剣術なども、お幼い頃から?
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
こうしたじめじめした池沼のほとりの雰囲気はいつも自分の頭のどこかに幼い頃から巣くっている色々な御伽噺中の妖精を思い出すようである。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
一つには国民性もあるかもしれないが、また一つには幼い頃からの家庭の教育に最も多く影響されるであろうと思われる。
— 寺田寅彦 『家庭の人へ』 青空文庫
幼い頃より、私はこの女性というものには、いじめられ、つらい思いをしてまいりました。
— 太宰治 『男女同権』 青空文庫
私が幼い頃の元園町は家並がまだ整わず、到る処に草原があって、蛇が出る、狐が出る、兎が出る。
— 岡本綺堂 『思い出草』 青空文庫
三 西郷星 かの西南戦役は、私の幼い頃のことで何にも知らないが、絵双紙屋の店に色々の戦争絵のあったのを記憶している。
— 岡本綺堂 『思い出草』 青空文庫
万歳は維新以後全く衰えたものと見えて、私の幼い頃にも已に昔の俤はなかった。
— 岡本綺堂 『思い出草』 青空文庫
私は非常に幼い頃、父に連れられて、何かの博覧会を見物したが、その時の会場には大きなフェアリイ・ランドがあって、観覧車やウォタア・シュウトなぞの新奇な乗物とともに、やはり軽気球がお客を満載して上野の杜の天辺に浮かんでいた。
— 渡辺温 『風船美人』 青空文庫
作例 · 標準
例句