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昧々

昧々
名詞
1
標準
文例 · 用例
まさに昏々昧々紛々若々として帰するところを知らぬ。
中島敦 悟浄出世 青空文庫
朝酒、何といふうまさだらう、いゝ機嫌で、昧々さんをひつぱりだして散歩する、そして宇平居へおしかけて昼酒、また散歩、塩風呂にはいり二丘居を訪ね、筑紫亭でみつぐり会の句会、フグチリでさん/″\飲んで饒舌つた、句会は遠慮のない親しみふかいものだつた。
種田山頭火 行乞記 青空文庫
友人からのたより――昧々居で受け取つたもの――をまた、くりかへしくりかへし読んだ、そして人間、友、心といふものにうたれた。
種田山頭火 行乞記 青空文庫
……昧々居から緑平居までは歓待優遇の連続である、これでよいのだらうかといふ気がする、飲みすぎ饒舌りすぎる、遊びすぎる、他の世話になりすぎる、他の気分に交りすぎる、勿躰ないやうな、早敢ないやうな心持になつてゐる。
種田山頭火 行乞記 青空文庫
方々からのたより――留置郵便――を受取つてうれしくもありはづかしくもあつた、昧々、雅資、元寛、寥平、緑平、俊の諸兄から。
種田山頭火 行乞記 青空文庫
昧々居徃訪、昧々君はさびしい人だがおとなしすぎる。
種田山頭火 道中記 青空文庫
夜は句会、二丘、昧々、耕平、そして主人と私、あまりしやべつたので、さびしくなつた、かなしくさへなつた。
種田山頭火 道中記 青空文庫
一片の雲影もない快さ、朝湯朝酒のうれしさ、いよ/\出発、宇平さん、二丘さん、昧々さん、ありがたう、ありがたう、ありがたう。
種田山頭火 道中記 青空文庫