後の朝
のちのあした異読 のちのあさ
名詞
標準
the morning after (having slept together)
文例 · 用例
青松園の最後の朝を書かう。
— 太宰治 『道化の華』 青空文庫
これは、最後の朝だ。
— 第3章 フルサークル、1991年 『45回転の夏』 青空文庫
第一幕より一月ほど後の朝。
— 岡本綺堂 『權三と助十』 青空文庫
今朝は雨後の朝露がことに繁くて道ばたの薄や、ワレモコウ、桔梗、ヤマニンジン、ヒメカンゾウなどの花は何れもうつ俯して、初秋の静粛を瀟洒たる風姿に表して居る。
— 島木赤彦 『女子霧ヶ峰登山記』 青空文庫
┌存在 生命│生存 └生活 生死去来 行│遊行 乞│苦行 句│難行 作│易行 独り遊ぶ いつしよにあそぶ 六月三日霽れてゆく空や野や、雨後の朝景色はさわやかである。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
三四日後の朝日に谷川徹三氏の書いた年頭神宮詣りの記事は一般にその膝のバネのもろさで感銘を与え、時雨女史も賢い形で一応の挨拶を行った。
— 宮本百合子 『一九三七年十二月二十七日の警保局図書課のジャーナリストとの懇談会の結果』 青空文庫
(九月三十日) 器量 天龍寺の峨山が或雪後の朝、晴れた空を仰ぎながら、「昨日はあんなに雪を降らせた空が、今朝はこんなに日がさしてゐる。
— 芥川龍之介 『雑筆』 青空文庫
服従を誓ふことは、実は、一度でよかつたのであるが、其を確実にする為に、いつとなく毎年繰り返すやうになつて、後の朝賀の式にまで発達した。
— 折口信夫 『呪詞及び祝詞』 青空文庫
作例 · 標準
一夜を共にした恋人たちが、のちの朝に交わす言葉は、特別な響きがあった。
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のちの朝、まだ寝覚めの覚めやらぬまま、二人は将来を語り合った。
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遠い昔、歌に詠まれたのちの朝の情景を想像してみる。
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