試合うー
しあいうー
名詞
標準
文例 · 用例
さ、男らしう試合うて見い。
— ROMEO AND JULIET 『ロミオとヂュリエット』 青空文庫
その時まで試合うこと六十余度、一度も負けたことがなかったのだが、この激しさを一生涯持続することができたら、まさに驚嘆すべき超人と言わざるを得ぬ。
— 坂口安吾 『青春論』 青空文庫
「いかがあろうか」 と、試合うと、「む!
— 水の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
――試合うか、試合わぬかは、わしも歩きながら考えるとして」 と、いった。
— 空の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
もう勝敗は見えたも同じだの」「南光坊が優っておりましょうか」「いや、多分、南光坊は試合うまいよ。
— 円明の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
有名だからここには詳記しないが、武蔵と小次郎との試合では、試合う前に、武蔵が精神的に七分の勝ちをつかんで臨んでいる。
— 吉川英治 『随筆 宮本武蔵』 青空文庫
武蔵が船島で小次郎と試合うために、船中で削って行った櫂の折れの木太刀というものが、細川家に残り、それが今も九州に伝来されているということは前から聞いていた。
— 吉川英治 『随筆 宮本武蔵』 青空文庫