燃素
ねんそ
名詞
標準
phlogiston
文例 · 用例
「火の精」と云ってもどんなものか、よくはわからないのですが、その後これがフロジストン(燃素)という名で呼ばれるようになりました。
— 石原純 『ラヴォアジエ』 青空文庫
燃素説・光粒子説・原子論又原子小太陽系説・エーテル等々はかかる性質を有った仮説であった。
— 戸坂潤 『辞典』 青空文庫
燃素説・光粒子説・原子論、其他に於ける微小粒子の直観や、波動の直観や、ボーアの原子理論に於ける太陽系的直観像などは、凡てこうしたモデルである。
— 戸坂潤 『辞典』 青空文庫
十八世紀には酸素がまだ知られていないので、物の燃えるのは、燃素という仮定的物体が燃焼体から分離されるからと考えられていたのですってね。
— 一九三九年(昭和十四年) 『獄中への手紙』 青空文庫
経済関係の基本的な点にふれて云われるが、どうもこの燃素的観念というものは、ひとごとならず笑えるところあり。
— 一九三九年(昭和十四年) 『獄中への手紙』 青空文庫
まったく私たちもこまっているんだ」 大石大尉は、ざんねんそうにいいました。
— 海野十三 『電気鳩』 青空文庫
浦島はからになった箱のなかをのぞいて、「なるほど、乙姫さまが、人間のいちばんだいじなたからを入れておくとおっしゃったあれは、人間の寿命だったのだな」と、ざんねんそうにつぶやきました。
— 楠山正雄 『浦島太郎』 青空文庫
スミス警部はざんねんそうに、鉄水母の浮きしずみする海面をにらんでいた。
— 海野十三 『海底大陸』 青空文庫
作例 · 標準
18世紀の化学では、燃焼を説明するために燃素説が唱えられていました。
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ラヴォアジエは燃素説を否定し、酸素の役割を明らかにしました。
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燃素は、燃える物質に含まれるとされる仮想的な要素です。
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