下僧
げそう
名詞
標準
low-rank priest
文例 · 用例
六月四日(木曜)『文芸日本』に「宝に食われる」六月六日(土曜) 細川舞台に特別能放下僧道成寺を見る。
— 一九二五年(大正十四年) 『日記』 青空文庫
それは一人の下僧に言い含めて、高らかに曰わせるよう。
— 中里介山 『法然行伝』 青空文庫
薩摩の者で、三条西家の近隣に小庵を結び、説経をした会下僧の、彼を訪れるもあった。
— 原勝郎 『東山時代における一縉紳の生活』 青空文庫
世を諷して美濃に流され、後帰って出家し、東福寺に入り、仏照派の下僧となり、栗棘庵に住み、右筆となり松月庵に住んだ。
— 風巻景次郎 『中世の文学伝統』 青空文庫
フクラスズメの語は既に謡曲の「放下僧」の歌にも見えており、普通には冬の雀がまん丸くふくれている故に、この名が出来たものと考えられているのである。
— 野鳥雑記 『野草雑記・野鳥雑記』 青空文庫
だから覚一も、しごく気やすく馴じんでいたところ、或る折、庵の下僧に、師の坊の経歴を聞かされて、彼は、まったくびっくりしてしまった。
— 婆娑羅帖 『私本太平記』 青空文庫
」 ころげそうになる娘を支えて、アメリカ兵は靴のつまさきに注意を集中して丘を下った。
— 黒島傳治 『氷河』 青空文庫
)と憤怒に背が焦げそうだった。
— 黒島伝治 『渦巻ける烏の群』 青空文庫
作例 · 標準
高徳な老僧の後に続き、まだ修行を始めたばかりの下僧たちが静かに行列を作って歩いている。
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寺の雑用を一手に引き受ける下僧たちは、朝早くから境内の掃除や薪割りに精を出していた。
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彼は下僧の身分ながら、その鋭い洞察力で時の権力者の悩みを見事に解決してみせた。
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