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墓標

ぼひょう異読 はかじるし
名詞多音語頻度ランク #39410 · 青空 228
1
標準
grave marker
文例 · 用例
赤い砂岩の小さな墓標には“For now we see in a glass darkly, but then face to face.”と刻してある。
寺田寅彦 レーリー卿(Lord Rayleigh) 青空文庫
「池田源太郎之墓」と書きし墓標またここに建てられぬ。
国木田独歩 源おじ 青空文庫
籔蔭に早咲きの梅の匂う浜田圃の畦を散歩しながら、私は良人が延ばしていた前の妻の墓標を建てることや、珪次の学費の補助のことや、感傷や遠慮を抜いた実質的な相談をしました。
岡本かの子 扉の彼方へ 青空文庫
墓標となるのは、夜となく昼となくたえず変化しながら、ただよっている氷山です。
BILLEDBOG UDEN BILLEDER 絵のない絵本 青空文庫
恐るべきエゴイストの墓標のやうな人間であつた。
岡本かの子 過去世 青空文庫
そのあくる日の夕方、私は運動にとりかかる前に、先づきのふの墓標へお參りしたら、朝の驟雨で亡魂の文字はその近親の誰をも泣かせぬうちに跡かたもなく洗ひさらはれて、蓮華の白い葉もところどころ破れてゐた。
太宰治 思ひ出 青空文庫
それはどうにもならないほどしつくり似合つた墓標である、と思つたからであつた。
太宰治 猿面冠者 青空文庫
それはどうにもならないほどしっくり似合った墓標である、と思ったからであった。
太宰治 猿面冠者 青空文庫
作例 · 標準
山道で見つけた名もなき墓標の前に、誰かが手向けた野花が静かに供えられていた。
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戦場跡には、倒れた兵士たちの名前が記された粗末な木製の墓標が延々と続いている。
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吹雪の中で道に迷った彼は、古い墓標を頼りに村の方向を推測しようとした。
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2
標準
writing on a headstone (name, date of death, etc.)
作例 · 標準
墓石の側面に刻まれた墓標を読み取ると、この家系が江戸時代から続いていることがわかる。
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歳月の経過で風化した墓標の文字を、彼は指先でなぞって必死に解読しようとした。
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墓標に記された没年月日によれば、彼はわずか10歳という若さで世を去ったようだ。
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