補色
ほしょく
名詞
標準
complementary color
文例 · 用例
温色の興奮を味わい尽した魂が補色残像として冷色のうちに沈静を汲むのである。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
寝ころんで本を読んでいると白いページの上に投じた指の影が、恐ろしく美しい純粋なコバルト色をして、そのかたわらに黄色い補色の隈を取っているのを見て驚いてしまってそれきり読書を中止した事もある。
— 寺田寅彦 『自画像』 青空文庫
それから、しばらく瞶めていると、やがては赤の補色――青色に変ってしまうからだ。
— 小栗虫太郎 『人魚謎お岩殺し』 青空文庫
然れども当時の板画は悉く単色の墨摺にして黒色と白色との対照を主とし、これに丹及び黄色褐色等を添付したれども、こは墨摺の後に筆を以て補色したるものなるが故に、いまだ純然たる色摺板物の名称を下し得べきものにては非ざりき。
— 永井荷風 『江戸芸術論』 青空文庫
信仰者に懐疑家が結びつくということは、補色の法則の示すとおり至って普通なことである。
— LES MISERABLES 『レ・ミゼラブル』 青空文庫
作例 · 標準
美術の授業で、赤の補色は緑だと教わった。
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彼女は補色をうまく使って、鮮やかなファッションを楽しんでいる。
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プレゼンテーション資料では、補色を使うと文字が際立って見やすい。
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ウィキペディア
補色 とは、色相環 で正反対に位置する関係の色の組合せ。相補的な色のことでもある。
出典: 補色 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0