優しげ
やさしげ
形容動詞
標準
gentle
文例 · 用例
明神様の託宣――と眼玉で睨んで見れば、どうやら近頃から逗留した渡りものの書生坊、悪く優しげな顔色も、絵草子で見た自来也だぞ、盗賊の張本ござんなれ。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
」「はい、」と伏目になったトタンに、優しげな睫毛が、(どうかなさいよ。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
それにくれるのが優しげなお婆さん。
— 泉鏡花 『薬草取』 青空文庫
優しげな、情合の深い、旦那、お前様だ。
— 泉鏡花 『燈明之巻』 青空文庫
旅人はまだ二十四五ぐらいの若い男で、色の少し蒼ざめた、頬の痩せて尖った、しかも円い眼は愛嬌に富んでいる優しげな人物であった。
— 岡本綺堂 『木曽の旅人』 青空文庫
」とホームズの優しげな声。
— THE ADVENTURE OF THE THREE STUDENTS 『三枚の学生』 青空文庫
されど僧徒の群に引かれてつくゑの前に跪き給へる、天使の如き姫君の、色白く優しげなる面のみは、我心の上に殊に明かなる印象を與へて、年經ての後も消ゆることなかりき。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
かれは眼の涼しい、口元の引き締った、見るから優しげな、しかも凛々しい美少年であった。
— 槍突き 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
庭先に咲く薄紫色の花が、春の光を浴びて優しげに揺れている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
彼女の優しげな微笑みを見ると、どんな悩みも吹き飛んでしまう。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
そのカフェの店員さんは、いつも優しげな口調で注文を取ってくれる。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview