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始めは

はじめは
表現
1
標準
at first
文例 · 用例
始めは何事か判らなかった店の者は余計なことをすると思って、少年の所作を途中で妨げたり、店先に立つ段になると叱って追い放ったりした。
岡本かの子 みちのく 青空文庫
それも始めはエーテルの弾性的の波であると考えられたのが、後には電磁気波でなければならぬと考えられることになった。
寺田寅彦 研究的態度の養成 青空文庫
家産の管理を引受けた弟のエドワードは始めは月給を貰っていたが、後には利益配当の方法によった。
寺田寅彦 レーリー卿(Lord Rayleigh) 青空文庫
始めは二つの爪あるいは牙の根元を糸や金具で縛ったものを用いていたが、後には一片の彫刻物で代用するようになり、後には真中の継目の痕も略されて新月形になってしまったという事がわかった。
寺田寅彦 話の種 青空文庫
前にはほとんど出まえだったが、新らしい主人になってからは、鮨盤の前や土間に腰かける客が多くなったので、始めは、主人夫婦と女の子のともよ三人きりの暮しであったが、やがて職人を入れ、子供と女中を使わないでは間に合わなくなった。
岡本かの子 青空文庫
始めは、そういうのを見ても何ともない。
黒島傳治 戦争について 青空文庫
資本家の間に於ける独占は、始めは国内の市場をそれぞれに分割する。
黒島伝治 反戦文学論 青空文庫
実際科学の巻物には始めはあっても終わりはないはずである。
寺田寅彦 ルクレチウスと科学 青空文庫
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