副王
ふくおう
名詞
標準
viceroy
文例 · 用例
「ツイアアナ」の称号を有つタマセセと、もう一つの称号「ツイアトゥア」の持主マターファとは、代る代る副王の位に即くべく定められ、先ず始めにタマセセが副王となった。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
そして、全く莫迦莫迦しいことに、王、副王以下各大酋長の決議で「サモア支配権を英国に委ねたい」旨を申出そうとしたのだ。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
激怒した独逸商会と独逸領事とは、直ちにラウペパをムリヌウの王宮から逐い、代りに、従来の副王タマセセを立てようとした。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
其の夜の中に彼はアピアの街に出て、秘かに前の副王候補者であったマターファに会見し、之に後事を託した。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
詩人は言ふ者で、美を代表する、……詩人は副王でない、自個の權に於て帝王である、……俗人は只行爲活動を尚び、爲さずして曰ふ者を排斥する、詩人が言者で、述言の爲めに此世に下されたことが分らない。
— 土井晩翠 『新詩發生時代の思ひ出』 青空文庫
それからルル公爵が、副王となられました。
— 海野十三 『火星兵団』 青空文庫
森の王城では、この夜、新王ロロと副王ルルとが、蟻田博士たちに、お礼をする意味で、たいへんな大宴会を開くことになった。
— 海野十三 『火星兵団』 青空文庫
はじめは火星人がきみがわるくてしかたがなかったが、王城内の火星人は、なかなか礼儀もこころえており、また新王や副王からの言いつけもあって、千二たちに対し、たいへん、ていねいにしていた。
— 海野十三 『火星兵団』 青空文庫
作例 · 標準
スペイン王から任命された副王が、広大な中南米の植民地を現地の最高責任者として統治した。
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副王の館は、当時の富と権力を象徴するように、豪華絢爛な装飾で彩られていた。
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反乱の報告を受けた副王は、直ちに軍を派遣して事態の収拾を図った。
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ウィキペディア
副王 は、君主の代理人として植民地や属州を統治する官職、称号。
出典: 副王 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0