痛め付ける
いためつける
動詞
標準
文例 · 用例
今迄|嫂にちび/\、無心を吹き掛けた事は何度もあるが、斯う短兵急に痛め付けるのは始めてゞである。
— 夏目漱石 『それから』 青空文庫
今まで嫂にちびちび、無心を吹き掛けた事は何度もあるが、こう短兵急に痛め付けるのは始めてである。
— 夏目漱石 『それから』 青空文庫
昔のすぐカッとする癖、声高な口争い、非難、怨み言、そしてお互いの憎悪が堰を切ったあげくは、まずきまって妻の外国行きか実家行きとなり、私は私で妻の自尊心をなるべくたびたび傷めつける目的で、金をちびちびとつとめて何度にも送ってやる始末になる――ということももう無くなった。
— ЖЕНА 『妻』 青空文庫
「傷めつける考えは全くない。
— The Mystery of the Four Fingers 『謎の四つ指』 青空文庫
「そなたがひどい目に逢うのは、結局、朕の身を傷めつけることと同じじゃ、はてさてどうしたものかのう?
— 第三巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫