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苦役

くえき
名詞頻度ランク #41423 · 青空 109
1
標準
toil
文例 · 用例
――それは、苦痛、憎惡、戰慄、強ひられた苦役や恐怖。
梶井基次郎 詩集『戰爭』 青空文庫
苦役を果した後のような気持であった。
梶井基次郎 泥濘 青空文庫
踊の稽古をしても、三味線の弟子を取っても、我身一ツは安々と世間を清く過さるるを、獄に投ぜられて苦役に就いても、さばかりにはあらずと思う、ほとんど生身を削り落すような難行をしたのは、あえて堕地獄の我身の苦患を扶かろうというのではない、ただ単に蝶吉のためにしたのであったと、母親がその時の物語。
泉鏡花 湯島詣 青空文庫
それを争う力もなくて、指す方もなく便ったのが、この耳の疎い目腐れの婆の家、この年寄の児は、かつて米搗となって源兵衛が手に懸って、自然お絹の世話にもなったが、不心得な、明巣覗で上げられて、今苦役中なので、その以前から忰の縁で、お絹にも厚意を受けた。
泉鏡花 湯島詣 青空文庫
六 憲法発布と大赦 それはさて置き妾は苦役一年にして賞標四個を与えられ、今一個を得て仮出獄の恩典あらんとせる、ある日の事、小塚義太郎氏大阪より来りて面会を求めらる。
福田英子 妾の半生涯 青空文庫
其後金貸は自分が招いた或事件の爲めに苦役に服して長い間入牢して居るので酒藏へは手のつけるものも無い。
長塚節 開業醫 青空文庫
だがそうしたのは、彼らの上に重っ苦しくおおいかぶさった「苦役」と、「困窮」とであった。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
慈悲深キ賢母ヲ勞働ノ苦役ニ驅リ貞節ナル良妻ヲ賣淫ノ汚濁ニ投ズルハ、夫タリ子女タル國民ノ忍ブ能ハザル所。
北一輝 日本改造法案大綱 青空文庫
2
標準
penal servitude