行持
ぎょうじ
名詞
標準
文例 · 用例
T―は前の方の四畳半に、旅行持ちの敷物を敷いて、そこに寝転んでいた。
— 徳田秋声 『黴』 青空文庫
新らしい日、新らしい心、新らしい生活、――更始一新して堅固な行持、清浄な信念を欣求する。
— 種田山頭火 『行乞記』 青空文庫
実にこのあたりの行持はつつましくもつつましいものである。
— 種田山頭火 『私の生活』 青空文庫
すなほな、とらはれない行持。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
食べたい時に食べ、寝たい時に寝る、これが其中庵に於ける山頭火の行持だ。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
永平本山では、ヱレベーターは出来ても、また、水流し式の便所が出来ても、行持は綿々密々でなければならない、それが曹洞禅の本領である。
— 種田山頭火 『旅日記』 青空文庫
語録を読む、先聖古徳の行持綿々密々なるにうたれる、省みて私は。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
たゞたゞ実践である、省察が行持となつて発現しなければならない、これを誓ふ、私は私に誓ふ、汝自身を守れ、愚を貫け。
— 種田山頭火 『一草庵日記』 青空文庫