同語
どうご
名詞
標準
same word
文例 · 用例
もとより同語であるから、その間にひとすじの意味の相通じるものが有るは無論であるが、詳しく味わえば自然に僅かながら差がある。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
此の爾支即ちニキも同語の轉訛と見るべし。
— 内藤湖南 『卑彌呼考』 青空文庫
右は水役の水とは同語なれども、意は大に異なり申し候。
— 島崎藤村 『桃の雫』 青空文庫
カントは空間直観と思惟とを不当に密接に即ち不動な関係に結び付けたために、公理は直観の同語反覆的な裏面となり、一定不変なものとならなければならなかった。
— 戸坂潤 『物理的空間の成立まで』 青空文庫
だが国民には国民の文学が必要だということは、同語反覆的に疑うべからざることだから、国民文学という言葉は方々で重宝がられているのが事実であるが。
— 戸坂潤 『一九三七年を送る日本』 青空文庫
毎句に同韻を押し、または隔句に同語を繰返して韻に押すは漢土の古詩に例多し。
— 與謝野晶子 『晶子詩篇全集』 青空文庫
○一方地方主義者は國内の各地方語を主宰し、民族全體の文明を負うて鍛へられたる、乃至鍛へられつつある共同語(今日普通に標準語と云はれてゐるもの)をも尊重する。
— 福士幸次郎 『地方主義篇』 青空文庫
○共同語は國語の代表的な位置に立つものであるが、國語の全體ではない。
— 福士幸次郎 『地方主義篇』 青空文庫
作例 · 標準
彼の話には、同じことを指す同語が何度も出てきた。
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この二つの詩は、表現は異なるが、使われている重要な同語が多い。
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専門家同士の会話では、あいまいな表現を避け、厳密な同語を用いる。
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