背丸
せまる
名詞
標準
文例 · 用例
大寺を包みてわめく木の芽かな菊根分剣気つつみて背丸し大正二年二月二十六日 半美庵偶会。
— 高浜虚子 『五百句』 青空文庫
トウサイバクダンハ――トツゼンキケンセマル、ムセンキカイハツケンセラレタ……」 艦長の顔色が変った。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
薄は元来形容詞でセマルと訓みススキが叢を成して密に茂っているのを形容して古人がこの薄の字を用いたもので、薄の字は本来ススキとは何の関係もないものである。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
すなわち薄の字はセマル意で、彼の薄暮の薄、あるいは肉薄の薄とその意義が同一である。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫