齢言
よわいげん
名詞
標準
文例 · 用例
四 よごと寿詞が、完全に齢言の用語例に入つて来たのは、宮廷の行事が、機会毎に天子の寿をなす傾きを持つてゐたからであらう。
— 折口信夫 『国文学の発生(第二稿)』 青空文庫
此祝詞は、今在る祝詞の中、まづ一等古いもので、齢言以外の寿詞の俤を示すものではなからうかと思ふ。
— 折口信夫 『国文学の発生(第二稿)』 青空文庫
而も祓へ・占ひ・まじなひなどの外は、よごとの語義に関係の深い「祈年呪言(穀言)」・「長寿呪言(齢言)」すら、ほかひの範囲から逸れて了ふ事になつた。
— 折口信夫 『国文学の発生(第二稿)』 青空文庫
壽詞と書いて居るのは、ほぐの義から宛てたのではなく、長壽を豫祝する「齡言」の意味を見せて居るのだ。
— 呪言と敍事詩と 『國文學の發生(第一稿)』 青空文庫