紡績機械
ぼうせききかい
名詞
標準
spinning machine
文例 · 用例
同じ意味でソビエト映画「トルクシヴ」に現われる紡績機械もおもしろい。
— 寺田寅彦 『映画雑感(1)』 青空文庫
たとえば紡績機械の流動のリズムと、雪解けの渓流のそれと、またもう一つ綿羊の大群の同じ流れとの交互映出のごときも、いくらかそうである。
— 寺田寅彦 『映画雑感(1)』 青空文庫
紡織は、イギリスで蒸気の力で紡績機械を運転することを発見して産業革命があって後、繊維産業というものが世界中ですっかり変ってしまった。
— ――誰がために―― 『衣服と婦人の生活』 青空文庫
「紡績機械を作ります」「紡績と――申しますと」「将曹には、判らん――母上、御祈祷について、いろいろ噂がござります。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
この人は松山城下で錦雲舎という菓子屋の主人であったが、茶事も裏千家の高弟で、また俳句は大阪の芹舎の門人であったので、廃藩後は京都へ住居して水力応用の紡績機械を販売する、傍ら茶と俳諧の宗匠をも兼ねる事になった。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
集成館には維新前にすでに島津家に輸入されてゐた十八呎の旋盤や、紡績機械や、またここで作られた極めて上品な切り子の硝子や、所謂古代薩摩焼などを見た。
— 吉田絃二郎 『八月の霧島』 青空文庫
嘗て紡績機械は外國品萬能で内地品を見むきもしなかつたものを、此の數年間に全く輸入を止め内地品を尊敬し内地品萬能の時代に至らしめたと同じ經驗を繰返す事に依つて自動車工業は必ず成り立つものと思ひました。
— 豊田喜一郎 『トヨタ自動車一周年を迎へて』 青空文庫
紡績機械の發明と、火力による動力機の發見は、汽車や汽船はもちろんのこと、いろんな生産品を地球の西方から溢れださせて、それらは地球の東方に、その隅々に至るまで市場を、捌け口をつくらねばならない。
— 徳永直 『光をかかぐる人々』 青空文庫
作例 · 標準
この地域には、近代化の歴史を物語る紡績機械が多く残されています。
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紡績機械の改良は、繊維産業の発展に大きく貢献しました。
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あの古い工場には、もう動かない紡績機械が埃をかぶって並んでいるよ。
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