見定める
みさだめる
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to make sure of
文例 · 用例
厳めしい鉄門の鉄柵越しに門前の様子を見定めると、電光の様に小潜りを出た。
— 夢野久作 『女坑主』 青空文庫
自分の特長は他人とくらべてどういうところにあるか、それを自覚し見定めることの確実さ、不確実さによってその人の一生には無駄がなく、随って有意義に一生を使い得ると思います。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
はじめは怪み、中は驚いて、果はその顔を見定めると、幼立に覚えのある、裏長屋の悪戯小憎、かつてその黒い目で睨んでおいた少年の懐しさに、取った手を放さないでいたのであったが。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
」 波頭、雲の層、累る蓮華か、象徴った台座の巌を見定める隙もなしに、声とともに羽織の襟を払って、ずかと銅像の足の爪を、烏の嘴のごとく上から覗かせて、真背向に腰を掛けた。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
で、先ず其正体を見定める為に、袂から燐寸を把出して、慌てて二三本|擦った。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
猫がどこから這入ってくるのかを見定めるため、扉の蔭にかくれていて、終日鍵穴から覗いてみようと考えた。
— 萩原朔太郎 『ウォーソン夫人の黒猫』 青空文庫
皆の見ている前で、重箱の蓋に、一両の小判をきちんと載せ、玄関に置いて来て、「式台の右の端、最も暗いところへ置いて来ましたから、小判の主でないお方には、あるか無いか見定める事も出来ません。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
おまけに信長は人を試みるのが嫌いでは無い男で、森蘭丸の正直か不正直かを試みた位であるから、何ぞに附けて鶴千代丸を確と見定めるところがあって、そして吾が婿にと惚れ込んだのであろう。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
作例 · 標準
彼は目標をしっかり見定めて、努力を続けた。
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次の行動を見定めるために、状況を分析する。
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真実を見定めるには、冷静な判断が必要だ。
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