邦文タイプライター
ほうぶんタイプライター
名詞
標準
Japanese typewriter
文例 · 用例
男が女文字の女名前、女が男文字の男名前なぞいうのは古手で、この頃は邦文タイプライターを利用するのもある。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
字は相変らず邦文タイプライターで藤枝の手によつてあけられた封書にはこんな事が書いてあつた。
— 浜尾四郎 『殺人鬼』 青空文庫
文句は相変らず邦文タイプライターで、この手紙はちやんと切手がはつてあつて郵送されている。
— 浜尾四郎 『殺人鬼』 青空文庫
全文は、邦文タイプライターによる平仮名書であった。
— 海野十三 『大脳手術』 青空文庫
それは大抵きまって邦文タイプライターの書状か、或は奉書の巻紙に楷書で丁寧に認めたものかである。
— 中谷宇吉郎 『低温室だより』 青空文庫
邦文タイプライターの方は、主として官庁関係に多く、巻紙の方は実業方面で、秘書が丁重に認めたものである。
— 中谷宇吉郎 『低温室だより』 青空文庫
それはすべて邦文タイプライターを用いて、吏員自ら訂正してくれることになったからである。
— 賀川豊彦 『空中征服』 青空文庫
受取ってみると、赤い紙に邦文タイプライターで、左のような文句がうってあった。
— 山本周五郎 『水中の怪人』 青空文庫
作例 · 標準
祖父の遺品整理をしていたら、押し入れの奥から重厚な邦文タイプライターが出てきた。
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ワープロが普及する以前は、邦文タイプライターを使って公文書を作成するのが一般的だった。
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邦文タイプライターの操作は、数千もの文字の中から活字を選ぶという、非常に高度な技術を要した。
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