金龍
きんりゅう異読 きんりょう
名詞
標準
golden dragon
文例 · 用例
室に、玉鳳は鈴を啣み、金龍は香を吐けり。
— 泉鏡太郎 『唐模樣』 青空文庫
これは明治七年三月十日の東京日日新聞に載っていた話であるが、日日子はそれに就いて、このことはいつか浅草金龍山内にもあった。
— 田中貢太郎 『簪につけた短冊』 青空文庫
金龍池 晋の懐帝の永嘉年中に、韓媼という老女が野なかで巨きい卵をみつけた。
— 捜神記(六朝) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
金龍池の名はこれから起ったのである。
— 捜神記(六朝) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
」 女にしては力んだ眉をひそめて、団扇を片手に低い溜息をついたのは、浅草|金龍山下に清元の師匠の御神燈をかけている清元|延津弥であった。
— 岡本綺堂 『廿九日の牡丹餅』 青空文庫
」 金龍山の牡丹餅は有名であるが、ここはしょせん駄目であろうと、かれらも最初から諦めていたのである。
— 岡本綺堂 『廿九日の牡丹餅』 青空文庫
しかもこの上はともかくも金龍山へ行ってみて、そこでお断りを食ったらば、広小路の方へ行って探してみたらよかろうということになった。
— 岡本綺堂 『廿九日の牡丹餅』 青空文庫
正直な小女は日傘もささずに、金龍山下|瓦町の家をかけ出して、浅草観音堂の方角へ花川戸の通りを急いで来ると、日よけの扇を額にかざした若い男に出逢った。
— 岡本綺堂 『廿九日の牡丹餅』 青空文庫