娯楽場
ごらくじょう
名詞
標準
amusement spot
文例 · 用例
そして話はその娯楽場の驢馬の話になりました。
— ――或る私信―― 『橡の花』 青空文庫
そこで為政者は、人民の退屈感をまぎらすために、絶えず新しい事業を起し、内閣を更迭し、文化をひろめ、或いは種々のスポーツを奨励し、娯楽場や遊郭や公共浴場を設計する。
— 萩原朔太郎 『病床生活からの一発見』 青空文庫
欧洲大戦時代の好況に脇百瀬の主人の新五郎は、この界隈に娯楽場が一つもないのに目をつけ貸席兼、色もの寄席を思い立ちました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
然し、久しくきいているうちに、その粗野や無作法を責むるよりも、いかにも自然な原始的な娯楽場を其処に見るおもいがして、いつか私は渋面よりも多く微笑を以てそれに面する様になった。
— 若山牧水 『みなかみ紀行』 青空文庫
それから簡易食堂や酒場や娯楽場までが出来て、あまり広くもない山頂一帯は、まだ火の手をおさめないゼムリヤ号を中心として、急設文化都市の出現に、もうキャンプ一戸分の余地も残さないようになってしまった。
— 海野十三(丘丘十郎) 『地球発狂事件』 青空文庫
杭州に新世界という謂わば綜合娯楽場があり、各種の娯楽機関が備わっている。
— 豊島与志雄 『中支生活者』 青空文庫
幼な心には馴染のありそうな新世界や、大世界も、今ではもう俗悪極まるものに思えるだろうし、南京路の各百貨店の娯楽場も同じく俗悪に思えるだろう。
— 豊島与志雄 『上海の渋面』 青空文庫
孝子は巌牆の下に立たずといにしえの聖人がいった、親のあるものは自重せねばならぬ、兄弟姉妹のあるもの、先輩のあるものは自重せねばならぬ、いやしい娯楽場へ足をふみ入れて生涯をあやまることは愚のきわみである。
— 佐藤紅緑 『ああ玉杯に花うけて』 青空文庫
作例 · 標準
昔は、この辺りにたくさんの娯楽場があったらしい。
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市民の憩いの場として、新しい娯楽場が計画されている。
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週末は、家族連れで賑わう娯楽場へ出かけるのが習慣だ。
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