三下
さんした
名詞
標準
petty underling
文例 · 用例
その時得三下枝をば、高田の傍に押据えつ、いと見苦しき死様を指さしていいけるは、「下枝見ろ、この顔色を。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
……さしあたってな小博打が的だったのですから、三下の潜りでも、姉さん。
— 泉鏡花 『木の子説法』 青空文庫
三下め、先生の目を盗んでも、お前なんぞのは、たかだか駈出しの(タッシェン、ディープ)だ。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
(去)行人二三下手より登場。
— 木下杢太郎 『南蛮寺門前』 青空文庫
三下りなんて」と秋雄は言った。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
「うむ、だが、おれたちがお座敷を勤めた若い頃は、どんな乱れた席でも芸妓が三味線を執れば、まあ、形だけでもと言って、お座付をつけ、続いてちょっとでもこの三下りに入ったものだな――それからめい/\客の注文の座興の唄に応じたものだ。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
「またおじさんの躾け話かね」わたしは寂しくふ ふ ふと笑い、「この三下りを前に唄ったのは数えてみると今から二十八年前だ」と、つく/″\述懐した。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
故に三下りの三味線で二上りを唄うような調子はずれの文章は、既に文章たる価値の一半を失ったものと断言することを得。
— 泉鏡花 『おばけずきのいわれ少々と処女作』 青空文庫
作例 · 標準
彼はあの会社の三下として、いつも上司の指示に振り回されている。
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「お前のような三下には、この仕事は無理だ」と、厳しい言葉を浴びせられた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
かつては悪役の手下を三下と呼ぶのが定番だった。
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ウィキペディア
三下(さんした)とは、丁半打の仲間の内で下っ端の者を意味する言葉である。三下奴とも。また博打打の仲間でなくても下っ端の者を指したり、単に取るに足らない者を指す場合にでも三下という言葉が使われる場合がある。 三一(さんぴん)とは語源が異なる。
出典: 三下 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0