学の独立
がくのどくりつ
名詞
標準
freedom of learning
文例 · 用例
百年以来、仏蘭西にて騒乱しきりに起り、政治しばしば革るといえども、その文運はいぜんたるのみならず、騒乱の際にも、日に増し月に進み、文明を世界に耀かしたるは、ひっきょう、その文学の独立せるがゆえならん。
— 福沢諭吉 『学校の説』 青空文庫
文学の独立発展のために彼等は骨折っている。
— 豊島与志雄 『台湾の姿態』 青空文庫
我々同人達が共同で進んで行つて、民俗学の独立性を確実にしようと只今致してをります。
— 折口信夫 『国語と民俗学』 青空文庫
その大学は日本固有の学問を基本として、これを輔翼するに西洋の諸学をもってし、その目的とするところは日本国の独立、日本人の独立、日本学の独立を期せざるべからず。
— 井上円了 『欧米各国 政教日記』 青空文庫
それをだな、インチキな文化主義者達共の歯の浮くようなゴタクに踊らされたり、今迄うぬらが当てがわれていたケチックサイ屋台骨に恋々としてしがみ附いていようと言う量見を捨て切れないために、科学の独立がどうのこうの、文壇や劇壇なんて吹けば飛ぶようなものが、うんだのつぶれたのとゴタゴタやった末が、見ろ!
— 三好十郎 『好日』 青空文庫
二 学職ギルドとしての大学 大学のUniversitatなるものは教権からの大学の独立自治を意味する。
— 戸坂潤 『思想と風俗』 青空文庫
中世の大学の独立自治と中世のカトリック教権との矛盾を蔵しながら、依然として中世的秩序に包摂されざるを得なかった処の、大学の状態を示すものに他ならなかった。
— 戸坂潤 『思想と風俗』 青空文庫
現代ブルジョア大学は元来、学職ギルドと教権批判の自由(大学の自治と・学の独立)の名義を帯びている点で、中世的大学と初期商業ブルジョアジーのアカデミーとの総合という、形式上の資格を持っている。
— 戸坂潤 『思想と風俗』 青空文庫
作例 · 標準
教授会は学の独立を守るため、大学当局の方針に異を唱えた。
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研究者は、政治的圧力に屈することなく、学の独立を堅持すべきだ。
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この大学は、建学以来、学の独立を最も重要な理念としている。
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