電車道
でんしゃみち
名詞
標準
street with tramline
文例 · 用例
光と人の目をおそれる心をはげまして電車道へ出た。
— 断片 『小さき良心』 青空文庫
もう五間ほどあの電車道が、西へ振っとったら、うちにもボロイ銭が這入って来るんじゃったのに!
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
一つの窓は樹木とそして崖とに近く、一つの窓は奥狸穴などの低地をへだてて飯倉の電車道に臨む展望です。
— ――或る私信―― 『橡の花』 青空文庫
わたしは荒野を辿るような寂しい心持で、電車道の方へ引返した。
— 岡本綺堂 『九月四日』 青空文庫
――場所は梅田新道の電車道から少し入つた裏通りでした。
— 織田作之助 『大阪の憂鬱』 青空文庫
針助はゆっくりした足取りで、戎橋通を北へ真っ直ぐ、電車道へ出ると、地下鉄の入口の灯が夜光虫のように夜のとばりの中で、ひそかに光っている上本町六丁目行きの停留所の方へ、折れて行った。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
私はレインコオトの襟を立て、池の縁にあるからたちの垣根の前にぼんやり佇んだが、すぐに電車道に沿って色の褪せた博覧会の正門の方から、洋傘を阿弥陀に傾けながら、私の方へ向かって歩いて来る我がミハエルの姿が目に入った。
— 渡辺温 『風船美人』 青空文庫
と、井深君は、平常ならば銀座の真中で土地の人気者たちの大喧嘩があって、どんなに黒山の人だかりがしていたにしろ、足をとめたりなぞしないのだが、その晩に限ってどうしたわけか、その大袈裟な軒燈につられたものか、つい電車道を横切って、そっちの方へ近寄ってみたのであった。
— 渡辺温 『少女』 青空文庫
作例 · 標準
朝の散歩で、古い電車道を歩くのが日課になっている。
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この街の電車道は、観光客にも人気の撮影スポットだ。
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「あ、ここが昔、市電が走っていた電車道なんだね。」
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標準
railroading the opponent straight out of the ring
作例 · 標準
彼は立ち合いから一気に攻め込み、相手を電車道で土俵の外に追いやった。
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若手力士が、ベテラン相手に鮮やかな電車道を決めた。
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「今の相撲、見事な電車道だったね!」
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ウィキペディア曖昧さ回避
電車道(でんしゃみち) 路面電車が敷設されている(いた)道路、鉄道路線に沿って敷設された道路、または廃線敷。 相撲で、立合いからまっすぐ押していく様。 SEX MACHINEGUNSの2002年のシングル『世直し GOOD VIBRATION』のC/W収録曲。 電車道 (お笑い) - かつて吉本興業に所属していた4人組のお笑い芸人。 デンシャミチ - 日本の競走馬。
出典: 電車道 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0