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驚き騒ぐ

おどろきさわぐ
動詞
1
標準
文例 · 用例
大きな石をめくって、その下に巣くってる蟻共が、驚き騒ぐのを見るように、この都会の人家を中天に巻き上げて、無数の人が右往左往するのを見たならば、さぞ面白いことだろうと、そんなことを考えていた。
豊島与志雄 白日夢 青空文庫
夜二更の頃俄に町奉行所の与力同心あまた入来り、藤森恭助御不審の次第あり家内の文書類を出して悉く見せられよと、家内の者の驚き騒ぐを叱りつけ、書斎の内に押入りて几案箪笥ともいはず、こゝかしこを捜り尽く持ち去りぬ。
永井荷風 下谷叢話 青空文庫
「あッ」 と驚き騒ぐ人々。
六軒長屋 銭形平次捕物控 青空文庫
「あッ」 驚き騒ぐ人々を尻目に、平次はもう一度主人の死体のところへ帰って行きました。
朱塗の筐 銭形平次捕物控 青空文庫
曲者は恐らく堂々と表の格子を開けさせて入り、驚き騒ぐお静をさらって何処かへ消えてなくなったのでしょう。
怪盗系図 銭形平次捕物控 青空文庫
拝観人の群が驚き騒ぐなかを、正造は警官にひかれて、ひとまず虎ノ門内の派出所へ伴われた。
大鹿卓 渡良瀬川 青空文庫
その後病床に親しんだハイドンは、翌一八〇九年五月、フランス軍がウィーンに侵入してハイドンの家近く砲丸が落ちて来たとき、起き上って着物を換えさせ、驚き騒ぐ家人達に、「恐れることはない。
野村胡堂 楽聖物語 青空文庫
期待と得意にワクワクしているドヴォルシャークと、それを取巻く人々の前に、ポルカは嚠喨と鳴り響いた――いや、鳴り響くはずであったが、いきなり音楽は調子|外れの不協和音に混乱させられて、驚き騒ぐ人々の前にその醜い音楽はおわってしまった。
野村胡堂 楽聖物語 青空文庫
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