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取り散らす

とりちらす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
1
標準
to scatter about
文例 · 用例
亡き魄の龕と思へる書斎さへ田舎の客の取り散らすかな 寛先生の葬儀当時の有様は雑誌「冬柏」を見れば窺はれるが、文壇から退かれて久しい割には極めて賑やかに進行し従つて采花荘の混雑も一通りではなかつた。
平野萬里 晶子鑑賞 青空文庫
書斎唯だ一事の知りたさに彼れを読み、其れを読み、われ知らず夜を更かし、取り散らす数数の書の座を繞る古き巻巻。
與謝野晶子 晶子詩篇全集 青空文庫
朝は、こうしてソーファの上に倚りかかってデジューネーを終った、十時の廻診に室に戻って来ると、留守の間にキチンと掃除が届いて、余り根気よく取り散らすのが、気の毒なくらい整然としている。
辻村伊助 スウィス日記 青空文庫
作例 · 標準
資料を机いっぱいに取り散らすようにして広げ、彼は必死にレポートの執筆に取り組んだ。
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「片付けてって言ったでしょ!」と、脱ぎ捨てた服を床に取り散らす息子に母親が雷を落とした。
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彼女は裁縫箱の中身をテーブルに取り散らし、ボタンに合う色の糸を懸命に探している。
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取り散らす(とりちらす) — 幻辞.com