お叱り
おしかり
名詞
標準
scolding
文例 · 用例
お叱りは、覺悟の上でありました。
— 太宰治 『文盲自嘲』 青空文庫
けれどもいま、葛原しげる氏の原稿を拜讀して、そんなに、嚴しいお叱りも無いので、狡猾の小文士は思はず、にやりと笑ひ、ありがたしと膝を崩さうとした、とたんに、いけませんでした。
— 太宰治 『文盲自嘲』 青空文庫
表向きにすれば、お叱りの上で町役人にでも預けられるのですが、それも可哀そうでもあり、面倒でもありますから、その場でわたくしが叱っただけで、まあ堪忍してやりましたよ。
— 帯取りの池 『半七捕物帳』 青空文庫
いずれにしても怪しからぬ儀、御神罰を蒙らぬうちに早くお起ちなさい」「お叱りは重々恐れ入りました」と、半七はあざ笑った。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
沢田先生は、私を教員室にお呼びになって、慢心してはいけない、自重せよ、と言ってお叱りになりました。
— 太宰治 『千代女』 青空文庫
私が綴方に当選した時なども、母や叔父さんは大へんな喜びかたでありましたけれども、父だけは、こんな刺激の強い事をさせてはいけないとか言って、叔父さんをお叱りになったそうで、あとで母が私に不満そうに言い聞かせてくれました。
— 太宰治 『千代女』 青空文庫
けれども須利耶さまはお叱りなさいませんでした。
— 宮沢賢治 『雁の童子』 青空文庫
あんまり悔しゅうございますから、どんなにお叱り遊ばしても宜うございます、お見懸け申しましてお願い申します。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
作例 · 標準
お叱りという言葉は、様々な文脈で用いられる重要な表現である。
彼はお叱りの意味について深く理解していた。
お叱りを正しく使用することで、より自然な日本語の表現ができる。
この文献ではお叱りという概念が中核的な役割を果たしている。