民官
みんかん
名詞
標準
文例 · 用例
士民官軍を喜び迎ふ。
— 田山花袋 『父の墓』 青空文庫
バジリカ(法廷)は皇帝が護民官を半円形に列ばせて、訴訟当事者に判決を与えた状態が実感されるように遺っている。
— 野上豊一郎 『パラティーノ』 青空文庫
之れ牧民官として許す可らざる罪害ならずやまた曰く――嗚呼之れ何等の暴戻ぞや。
— 大鹿卓 『渡良瀬川』 青空文庫
それで移民官の人に相談してみたら、アンカレージではとても駄目だろうという。
— 中谷宇吉郎 『アラスカ通信』 青空文庫
群衆が欲しいのは大衆の護民官たる議員が石炭の入手方法を示すことだ。
— THE FOUR WHITE DAYS 『四日白魔』 青空文庫
なおこの人が護民官メテルスの陰謀におびやかされたあの大あらしの日の話は、前記アレクサンドロスの場合ともくらべることが出来よう。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
また或る時は、一護民官が彼を弾劾したのに対して、少しも自分の立場を弁解しようとはせず、ただ一言こう答えた。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
メテルスは多くのローマの元老の中でただ一人、その徳の力によって、ローマの護民官サトゥルニヌスが暴力で平民のために不正な法を通過させようとするのに、対抗しようと企てた。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫