油塗れ
あぶらまみれ
名詞
標準
文例 · 用例
最後の、基礎的な面からはいって行くというのは、会議の室の設けの座について、既知の知識を小出しに売るだけではなく、泥まみれ或いは油まみれになって実験或いは調査をすることから始めるという意味である。
— 中谷宇吉郎 『科学は役に立つか』 青空文庫
衣服を換え、油まみれのヘドロを冷水と石鹸で洗い落した。
— THE FOUR DAYS' NIGHT 『四日闇夜』 青空文庫
三人とも黒く汚れて油まみれ、頭から足まで脂っぽい煤にまみれている。
— THE FOUR DAYS' NIGHT 『四日闇夜』 青空文庫
狭いエンジン室から現れた男は全然グライドではなく、油まみれの機関士だった。
— THE MASTER CRIMINAL 『悪の帝王』 青空文庫
グライドがほくそ笑んだのは、石油まみれの服を脱ぎ捨てられるからだ。
— THE MASTER CRIMINAL 『悪の帝王』 青空文庫
機関室へ降りると、汗と油まみれの手下がいた。
— THE MASTER CRIMINAL 『悪の帝王』 青空文庫
附近の村々からあつまった娘さんたちにまじって、油まみれになって、工作機械にとりついている。
— 江戸川乱歩 『偉大なる夢』 青空文庫