恰形
恰形
名詞
標準
文例 · 用例
船頭は一人で、舟は細長い東京辺では見た事もない恰形である。
— 夏目金之助 『坊っちやん』 青空文庫
その洋燈は細長い竹の台の上に油壺を篏め込むように拵えたもので、鼓の胴の恰形に似た平たい底が畳へ据わるように出来ていた。
— 夏目漱石 『道草』 青空文庫
――いつとも知れず手に握り持つてゐた抜身の匕首を見たが、それはあの小屋のなかで見つけたもので珍らしい恰形の匕首であつた。
— ジョン・ポリドリ 『吸血鬼』 青空文庫
いづれもその品は被害者の死を保証するに好適な恰形をしたもので普通の短剣が二三挺とアタガン刀(土耳古人の用ゐる剣)が幾振かあつた。
— ジョン・ポリドリ 『吸血鬼』 青空文庫