面白半分
おもしろはんぶん
形容動詞名詞
標準
for fun
文例 · 用例
お末や力三も面白半分朝の涼しい中にせつせと手助けをした。
— 有島武郎 『お末の死』 青空文庫
評判を聞きつけて面白半分娘見物に来たのだった。
— 岡本かの子 『汗』 青空文庫
女房は面白半分、見返りもしないで、「取りに来たらお払いやすな。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
帰りは下り阪を面白半分に駈け降りると、あぶなく滑って転びそうになること両三度。
— 岡本綺堂 『秋の修善寺』 青空文庫
それを下から見物人が指さしながら、「あっちへ逃げたぞ」「こっちへ来たぞ」 と面白半分に追いまわします。
— 夢野久作 『豚吉とヒョロ子』 青空文庫
評判を聞きつけて面白半分娘見物に来たのだつた。
— 岡本かの子 『汗』 青空文庫
どういふ氣持で之を書いたか、と聞かれたので、私はただ面白半分に書きました、といい加減なごまかしを言つた。
— 太宰治 『思ひ出』 青空文庫
その日私の父も、面白半分その手伝いに往っていたが、正午近くなって濠の水が膝の下ぐらいに減った時、父の周囲にいた人びとが異様な声を立てた。
— 田中貢太郎 『赤い牛』 青空文庫
ウィキペディア
『面白半分』(おもしろはんぶん)は、佐藤嘉尚が1971年に興した株式会社面白半分が発行した月刊誌。初代の編集長に吉行淳之介を迎え、同年12月に創刊号(1972年1月号)を出した。編集長は人気作家が(原則)半年毎に交代していた。1980年に倒産して廃刊となった。
出典: 面白半分 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0