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三幕物

さんまくもの
名詞
1
標準
three-act play
文例 · 用例
これは原作に忠實も忠實すぎて、あの三幕物を殆ど原作そのままの場面に撮影したもので、幸ひ私は内容的知識を持つてゐたからよかつたものの、それが無つたら結局何のことか分るまいと思はれる處の、スクリインの上では退窟至極なものだつた。
南部修太郎 文藝作品の映畫化 青空文庫
そこを付け目にして、わたしは新しく三幕物に書いて見たのであるが、何分にも材料が正確でないので、まずいろいろの伝説を取りあわせて、自分の勝手に脚色したのである。
岡本綺堂 小坂部伝説 青空文庫
俺が、研究室でバーナード・ショーの全集を漁っているうちに、桑田はかねがね書くといっていた三幕物の社会劇を、もうとっくに書き上げているかも知れない。
菊池寛 無名作家の日記 青空文庫
俺が今書きかけている戯曲「夜の脅威」は三幕物で、しかもわずかに七十枚の予定だ。
菊池寛 無名作家の日記 青空文庫
これは竹柴彦作の作で、清玄を散髪に書きかえたような三幕物、その主人公の教心という僧を上京中の鴈治郎がつとめていたが、名題の“土産”の二字を一字にして、土偏に産の字をつけたのは珍らしいといわれた。
岡本綺堂 明治劇談 ランプの下にて 青空文庫
』 此奇怪なる二人の問答には、少くとも三幕物に書き下すに足る演劇的の事實が含まれて居る。
石川啄木 葬列 青空文庫
』 此奇怪なる二人の問答には、少くとも三幕物に書き下すに足る演劇的の事実が含まれて居る。
石川啄木 葬列 青空文庫
「私の友人のスミスといふ男が、こなひだ三幕物の喜劇を御覧に入れた筈ですが……」「ええ、そんな事がありました。
大正十一(一九二二)年 茶話 青空文庫
作例 · 標準
今日の演目は、全三幕からなる重厚な人間ドラマの三幕物だ。
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彼は処女作として、野心的な三幕物の戯曲を書き上げた。
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三幕物の舞台は長丁場だが、役者の迫真の演技に引き込まれてしまった。
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