賭場
とば異読 とじょう
名詞
標準
gambling den
文例 · 用例
親の苦労も知らねえで」S=旅籠「泉屋」の離れ座敷 賭場が開かれて、 「丁だ。
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
斯うした場所は皆な恰好な賭場の開かれる地であつて、夫れと共に山の上には山の神を祭つた祠がある、此の山の神の祭日は即ち大賭場の開かれる日で、此日は地方近在の博徒の親分子分が皆な集まる許りで無い、素人即ち所謂「客人」が大金を馬につけて運んで来て、賭博を茲に試みるのを楽しみにして居た。
— 幸田露伴 『侠客の種類』 青空文庫
俥に乘る人と曳く人と教會に行く人と賭場に行く人とが出來るのであらうか――際限も無く此様なことを考へ出して、何んとか解決を得やうと※いて見た。
— 三島霜川 『平民の娘』 青空文庫
「私が死んだらな、お通夜にみんなで賭場を開帳してな、石塔は花札の模様入りにしてもらいまっさかい。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
あいつの事だから、賭場でも始めるのじゃあるまいか。
— 森鴎外 『鼠坂』 青空文庫
詮方無さに町道場に押入りて他流試合を挑み、又は支那人の家に押入りて賭場荒しなぞするうちに、やがて春となりし或る日の午の刻下りのこと諏訪山下、坂道の途中にて一人の瘠せ枯れたる唐人の若者に出会ひしに、しきりに叩頭して近付き来る。
— 夢野久作 『白くれない』 青空文庫
山の手にも小さい賭場がたくさんあるそうですから、大方そこへ行くんでしょう」「よし、判った。
— 槍突き 『半七捕物帳』 青空文庫
二代目の次郎左衛門は長い脇指の柄をそらして、方々の賭場へ大手を振って入り込んだ。
— 岡本綺堂 『籠釣瓶』 青空文庫
作例 · 標準
警察の手入れを逃れるために、賭場は地下室に隠されていた。
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借金に首が回らなくなった彼は、最後に賭場へ向かい全財産を失った。
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夜の闇に紛れて、怪しげな男たちが賭場へと吸い込まれていく。
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ウィキペディア
賭場 とは、賭博を行う場所のこと。
出典: 賭場 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0