群れ立つ
むれだつ異読 むれたつ
Godan verb with 'tsu' ending動詞-自動詞
標準
to stand all around (e.g. bamboo, pines, pampas grass)
文例 · 用例
白鬚のあたりに水鳥が淡く群れ立つてゐた。
— 林芙美子 『下町』 青空文庫
これは群雁が伏見の水田の方に渡ってゆく音らしい、というので、「入江|響むなり」と、ずばりと云い切って、雁の群れ立つその羽音と鳴声とを籠めているのも古調のいいところである。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
群れ立つ千鳥が智恵子をよぶ。
— 高村光太郎 『智恵子抄』 青空文庫
私は夕べを知つてゐる、群れ立つ鳩にのぼせたやうな曙光を、又人々が見たやうな気のするものを現に見た。
— OEVRES D'ARTHUR RIMBAUD 『ランボオ詩集』 青空文庫
たちまち、一羽立ち二羽立ち、ざあっと羽音も清々しく、冬晴れの真ッ青な空へ雪白をちらして、応挙の千羽鶴のように群れ立つのへ、「ピピイッ」 鋭い口笛につれて、将軍の拳から羽音もするどく舞いあがった一羽の大鷹。
— 丹頂の鶴 『顎十郎捕物帳』 青空文庫
チヽと鳴き乍ら春の日南に群れ立つ小鳥、八五郎は五六歩追ひすがりましたが、娘の姿はもう何處にも見えません。
— 白梅の精 『錢形平次捕物控』 青空文庫
パンポルの殆どすべての氷島人等は、ヤンの友達等は、そこに群れ立つて來た。
— PECHEURS D'ISLANDE 『氷島の漁夫』 青空文庫
諸峯群れ立つオリュンポス、其最高の頂に諸神と離れ悠然と坐せる雷霆のクロニオーン、之を眺むるヘーレーは、兵車を其處にひきとゞめ、 755天威かしこきクロノスの子に問ひかけて陳んじ曰ふ、『天父ヂュウスよ、アレースの斯く兇暴に狂へるを君怒らずや?
— ILIAS 『イーリアス』 青空文庫
作例 · 標準
その庭には、見事な竹が群れ立っていて、風情があった。
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秋の高原には、ススキが群れ立っており、美しい銀色の絨毯のようだった。
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古い神社の周りには、杉の木が群れ立っており、神聖な雰囲気を醸し出している。
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