出初め
でぞめ
名詞動詞-サ変
標準
debut
文例 · 用例
果もの屋の溝板の上には抛り出した砲丸のように残り西瓜が青黒く積まれ、飾窓の中には出初めの梨や葡萄が得意の席を占めている。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
歸つてから校正刷の出初めるまでは、何も用が無いので、東京電報を譯さして見る事などもあるが、全然頭に働きが無い、唯五六通の電報に三十分も費して、それで間違ひだらけな譯をする。
— 石川啄木 『菊池君』 青空文庫
卒業試驗の少し前から出初めた惡性の咳が、日ましに募つて來て、此鎌倉の病院生活を始めてからも、既に四箇月餘りを過ぎた。
— 石川啄木 『二筋の血』 青空文庫
立つ時は、お定も人々と共に、一里許りのステーションまで見送つたのであつたが、其歸途、とある路傍の田に、稻の穗が五六本出初めてゐたのを見て、せめて初米の餅でも搗くまで居れば可いのにと、誰やらが呟いた事を、今でも夢の樣に記憶えて居る。
— 石川啄木 『天鵞絨』 青空文庫
帰つてから校正刷の出初めまでは、何も用が無いので、東京電報を訳さして見る事などもあるが、全然頭に働きが無い。
— 石川啄木 『菊池君』 青空文庫
穂の出初めた粟畑がある。
— 石川啄木 『赤痢』 青空文庫
卒業試験の少し前から出初めた悪性の咳が、日ましに募つて来て、此鎌倉の病院生活を始めてからも、既に四箇月余りを過ぎた。
— 石川啄木 『二筋の血』 青空文庫
穗の出初めた粟畑がある。
— 石川啄木 『赤痢』 青空文庫
作例 · 標準
彼女の舞台の出初めは、大成功でした。
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新人の彼は、出初めから才能を発揮しました。
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この作品は、彼の監督としての出初め作です。
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