径線
けいせん
名詞
標準
文例 · 用例
この中心の円より外の輪に五、六の半径線を引いてその間に天・人・餓鬼・畜生・地獄の五趣、チベットでは、非天を加えて六趣を画く(『仏教大辞彙』一巻一三三八頁に対する図版参照。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
我々が通過した五月中旬の爽快な空の下に、アルプスの連峯は、雪白の姿をほとんど全地平線上に浮ばせて、たゞトリノへ向ふ一角の空を殘すばかり、この目を奪ふやうな輝しい圓形の直徑線上を、汽車はその連峯の中心をめがけて走りに走るのであつた。
— 吉江喬松 『山岳美觀』 青空文庫