馬革
ばかく
名詞
標準
horsehide
文例 · 用例
私の希望通り陸大に入校しなかったならば、私は自信ある部隊長として、真に一介の武人たる私の天職に従い、恐らく今日は屍を馬革に包み得ていたであろう。
— 石原莞爾 『戦争史大観』 青空文庫
患者は大きな馬革のスリッパをぺたぺたいわせ、荒い赤縞に大きな花模様のついた木綿の寝間着の裾をはためかせながら、勢いよく隅から隅へ歩き廻っている。
— КРАСНЫЙ ЦВЕТОК 『紅い花』 青空文庫
彼は筆戰の間に名を成して、屍を馬革に裹まむの志を曠うせざりき。
— 森鴎外 『柵草紙の山房論文』 青空文庫
大五郎は馬革の重い堅い靴をはいていた。
— 豊島与志雄 『変る』 青空文庫
大五郎は馬革の靴を大事に上り框の下にそろえた。
— 豊島与志雄 『変る』 青空文庫
いかなればかくも氣高く優しく 麗はしく 香はしくすべてを越えて君のみが匂ひたまふぞ。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
昔の大名それの君、すれちがいし船の早さに驚いてあれは何船と問い給えば御附きの人々かしこまりて、あれはちがい船なればかく早くこそと御答え申せば、さらばそのちがい船を造れと仰せられし勿体なさと父上の話に皆々またどっと笑う間に船は新田堤にかかる。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
ここをわれに教えしを、今にして思えばかくれたる児どものありかにあらで、何等か恐しきもののわれを捕えむとするを、ここに潜め、助かるべしとて、導きしにはあらずやなど、はかなきことを考えぬ。
— 泉鏡花 『龍潭譚』 青空文庫
作例 · 標準
この頑丈なジャケットは、上質な馬革で作られている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は何十年も愛用している馬革の財布を見せてくれた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
馬革は使い込むほどに風合いが増し、独特の光沢を放つ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash