バタン
バタン異読 ばたん
副詞副詞-と
標準
bang
文例 · 用例
と、 辻堂の扉がバタンと勢いよく開いた。
— 山中貞雄 『武蔵旅日記』 青空文庫
多くの部屋を区切った扉は、次々に、バタン、バタンと突きあけられた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
「まあ、変な人ねえ、アンタは……何をソンナに怖がるの……何処へ行くのイッタイ……おかアしな人ねえ……ホホホホホホホホ……」 しかし部屋を出て行った青年が、応接間の重たい扉を、向側からバタンと大きな音を立てて閉めると、眉香子の笑い顔が、急にスイッチを切り換えたように冷笑に変化した。
— 夢野久作 『女坑主』 青空文庫
爪尖上りの廊下から、階子段を一度トン/\と下りて、バタンと扉を開けて入つた。
— 泉鏡太郎 『飯坂ゆき』 青空文庫
「その真中の戸が、バタン……と。
— 泉鏡花 『古狢』 青空文庫
信吉はそう思うと、バタンと椅子をはねかえして立ち上った。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
『バタン、バタン』と階段を上ってくるものがありました。
— BILLEDBOG UDEN BILLEDER 『絵のない絵本』 青空文庫
……(寒い風だよ、ちょぼ一風は、しわりごわりと吹いて来る)と田越村一番の若衆が、泣声を立てる、大根の煮える、富士おろし、西北風の烈しい夕暮に、いそがしいのと、寒いのに、向うみずに、がたりと、門の戸をしめた勢で、軒に釣った鳥籠をぐゎたり、バタンと撥返した。
— 泉鏡花 『二、三羽――十二、三羽』 青空文庫
作例 · 標準
ドアが強風でバタンと閉まり、皆が驚いた。
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彼は怒って部屋を出て行き、扉をバタンと閉めた。
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子供が遊んでいたおもちゃを床にバタンと落としてしまった。
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