文荷
ふみにない
名詞
標準
文例 · 用例
勝家喜び同心して、家臣小島若狭守、中村|文荷斎をして、前田利家、金森|長近、不破彦三を招き寄せた。
— 菊池寛 『賤ヶ岳合戦』 青空文庫
もっともわれ/\は四重までお供を仰せつかり、五重へは姫ぎみたちと文荷斎どのばかりをおつれになりましたが、わたくしはいまがだいじのときとぞんじ、五重へかようはしごの中途までそっとあがってまいりまして、いきをこらしておりましたことゝて、うえの御様子はもれなくうかゞっていたのでござります。
— 谷崎潤一郎 『盲目物語』 青空文庫
「こうひとつにお揃いのことは、元日の御祝賀でもないことよの」 中村|文荷斎の言に、これも一族の柴田弥右衛門が、笑って云った。
— 第九分冊 『新書太閤記』 青空文庫